子どもの「将来の夢」は、どこから生まれるんだろう。

先日の投稿で、私自身が悩んだときに「宇宙規模で考える」という話をしました🌏
実は、我が家でも子どもと一緒に宇宙の動画やYouTubeを見ることがよくあります。

特に息子は宇宙に興味があり、今の将来の夢のひとつは宇宙を研究する科学者です。
「宇宙飛行士になって宇宙に行きたい」というより、
太陽系の外はどうなっているのか。
天の川銀河の外には何があるのか。
さらにその先、宇宙の端はどうなっているのか。
そういうことを知りたいのだそうです。

一方で、もうひとつなりたいものがあります。
鳥の研究者です。
我が家には鳥がたくさんいるので、子どもにとっては、生まれたときから鳥が身近にいるのが当たり前の環境です。
休みの日には動物園やペットショップなど、動物のいる場所へ行くこともよくあります。
そして私自身も昔、獣医になりたい、エキゾチックアニマルを専門に診る獣医になりたい、という夢を持っていたことがあり、そんな話を子どもにすることもあります。

最近、子どもの興味や将来の夢を聞いていて、
「思っていた以上に、自分の影響を受けているんだな」
と感じるようになりました。

もちろん、親が子どもの将来を決めるという話ではありません。

宇宙に興味を持ち続けるのかもしれない。
鳥の研究者になるのかもしれない。
数年後には、全く違うことに夢中になっているかもしれません。

それでいいと思っています。

ただ、ひとつ強く感じることがあります。

【子どもは、自分が存在を知らない世界を、将来の選択肢にはできない。】

宇宙を研究する仕事があることを知らなければ、
「宇宙を研究したい」という選択肢は生まれにくい。

鳥を研究する人がいることを知らなければ、
「鳥の研究者になりたい」という夢も生まれにくい。

子どもたちが最終的に何を選ぶかは、子ども自身が決めればいい。
でも、その前に私たち大人ができることは、
「こんな世界もあるよ」
「こんな仕事もあるよ」
「こんなに面白いこともあるよ」
と、できるだけたくさんの世界への入口をつくることなのではないかと思っています。

だから、はこにわでもいろいろな体験を大切にしています。
学習だけではなく、外へ出かけたり、ものを作ったり、自然や科学に触れたり、普段出会わない人の話を聞いたり。
その場ですぐに何かの役に立たなくても、
「これ好きかも」
「もっと知りたい」
「こんなことをしている人がいるんだ」
という小さな出会いが、何年か先の選択肢につながるかもしれません。

将来何になるかを決めてあげるのではなく、
将来選べる世界を、できるだけ広げてあげたい。

それが、はこにわでいろいろな体験をしてほしいと考えている理由のひとつです。

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